
01住所の基本
日本の住所は、基本的にこのような形式で表記されています。

- 地名
- 土地によって表記方法は様々ですが、基本的には『都道府県名』+『市区町村名』+『町丁名』で構成されます。
- 番地・号
-
数字で表される部分です。
普段なじみ深い『住所』ですが、実はこれには2種類があり、それぞれ数字の意味や表記方法、用途が異なります。
今回はこの2種類の住所について解説します。
02住居表示と地番
住所には、『住居表示』と『地番』という2種類の表記方法があります。
これらは用途が異なり、割り振られる数字が異なる場合もあります。
- 住居表示とは
-
郵便物や宅配便の配達、住民票や運転免許証などの個人情報の登録に使用される、日常生活で住所を分かりやすく伝えるための表記方法です。
普段使用する、いわゆる『住所』は、この住居表示を指します。
住居表示法に基づいて市町村が定め、建物に対して割り振られます。 - 地番とは
-
土地の登記や不動産取引のための識別を目的とした、公的な土地の識別番号です。
登記簿、土地の売買や相続手続き、固定資産税の計算など、法律や行政の手続きにおいて使用されます。
土地が法務局に登記されると、その土地に地番が割り振られます。 ただし、すべての土地に地番が割り振られているわけではなく、地番が設定されていない土地も存在します。
03住居表示と地番:番号が違う?それぞれの番号の付け方
住居表示は建物に対して、地番は土地に対して、それぞれ番号が割り振られる対象が異なるため、住居表示と地番、同じ住所のように見えるかもしれませんが、実際には全く異なる方法で番号が付けられます。 そのため、付けられる番号も異なります。
- 住居表示: 建物に対して割り振られた番号
-
表記:6丁目4番2号(ハイフン表記も可)
- 地番 :土地に対して割り振られた番号
-
表記:6丁目4番地110号(通常はハイフン表記しない)
このように、番号が付けられる対象が異なるため、全く異なる番号が付けられることが分かります。
ただし、住居表示と地番が全く同じ場合もあります。
また、表記方法にも違いがあり、住居表示は『番』を使い、地番は『番地』を使います。
まとめ2つの住所によって適切に管理されている
住居表示と地番は、それぞれ異なる目的や用途に応じて番号が付けられています。
適切に使い分けることで、住所の正確な理解と管理が可能になります。
『住居表示』は日常生活で使用する住所
『地番』は土地の売買や、法律・行政の手続きで使用する住所
と覚えておきましょう。
◆REX地価公示・地価調査データについて
-
地価公示・地価調査を独自にデータ化
国土交通省から公開されるデータ(住所)をもとに、緯度・経度座標を付加したデータです。
また、整備データは1997年から最新年度の全国分を揃えており、過去データもご提供いたします。 - 当データの強み
-
(1)データベースになっているため、細やかな分析ができる!
(2) 位置情報を持たせることで、地図データと重ね合わせて見ることができる!
(3)IDを持たせているため、経年変化などの紐づけができる!
(4)多様なフォーマットに対応可能!
- 特定のエリアのレポート作成もおまかせ!
-
「この地域の地価が気になる」「資料に使いたいから、グラフ付きでまとめてほしい」など、ピンポイントなご希望にも対応可能です!
・大学のレポートや卒論の資料として
・会社のプレゼン資料や提案書の補足データとして
・投資判断の材料として、不動産価格の傾向を把握したい方にも
・マイホーム購入を考えているエリアの参考に
などなど、身近な使い道にもご活用いただいています◎
「ちょっと気になるから、見てみたいな〜」という軽いきっかけでもOK!お気軽にご相談ください。 - --------- 詳しくはこちら ---------