「碁盤の目」と聞いてまず思い浮かぶのは、やっぱり京都市ですが、実は日本には他にも「碁盤の目」構造の町が存在します。
今回は、完全に個人の主観で選んだ「地図が美しい碁盤の目の街ランキング」を発表します!
- 第4位:京都市
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ちょっと意外かもしれませんが、京都の“碁盤の目度”は第4位。
というのも、今回のランキングは「見た目の整然さ」を重視しているため、無数の細かい路地が入り組んでいる京都は、 地図上で見ると碁盤の構造がやや埋もれてしまうのです。
京都は、西暦794年に平安京として整備された都市です。その歴史の長さゆえに、時代ごとの発展とともに微妙な揺らぎが生まれました。
そんな細かい道の数々が、“歴史が積み重なってきた街”であることを物語っています。
図1:京都市(国土地理院タイルを加工して作成)
- 第3位:大阪市
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大阪市は、豊臣秀吉が大阪城を築く際に構想した碁盤の目状の街です。
そこからさらに、江戸時代の道路の整備により経済都市としての発展を遂げました。
しかし、当初は道路の幅員や強度など、交通の利便性までは考慮されていなかったため、 明治22年の大阪市制の施行を皮切りに、昭和45年の日本万国博覧会、平成2年の国際花と緑の博覧会など、 さまざまなタイミングで大規模な都市整備が行われてきました。
その結果、歴史ある都市構造を保ちつつ、現代的な利便性と整然さを兼ね備えた、”碁盤の目度”の高い街並みへと進化しています。
図2:大阪市(国土地理院タイルを加工して作成)
- 第2位:北海道名寄市
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明治2年、政府は「開拓使」を設け、北海道の本格的な開拓に着手しました。
開拓使本庁を現在の札幌市中心部に置き、整然とした碁盤の目状の都市設計によって街づくりが進められました。
この都市計画は、京都市や大阪市のように長い歴史の中で自然発展した町並みとは異なり、 初めから合理性と利便性を追求した“意図的な碁盤の目”です。
正直なところ、「地図が美しい碁盤の目の街ランキング」となると、上位は全て北海道で埋まってしまいます。
その中でも特に、コンパクトな街ながら、区画に歪みがなくほぼ同じサイズのブロックがきれいに並んでいる名寄市を2位としました。
図3:名寄市(国土地理院タイルを加工して作成)
- 第1位:北海道帯広市
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この見事に整然とした地形。
こちらも区画に歪みがなく、まるで定規で引いたかのような精密さ。
都市計画の意図が強く感じられる、美しさと秩序を兼ね備えた「碁盤の目の理想形」だと思います。
帯広市は河川に囲まれており、その地形に合わせて都市計画されました。
したがって、京都市や大阪市とは異なる「斜め碁盤の目」となっています。
この斜め配置によって、自然と調和しながらも整然とした美しい街並みが実現されています。
また、北海道は「西二条南」「北三条東」といった、通りを基準にした住所(大字・字)が使われており、地図をシステマチックに制定しています。
字名のつけ方ひとつ取っても、都市全体が計画的に設計されたことが伝わってきます。
帯広市出身者の声↓
帯広では住所を聞くとだいたいの場所と距離が予測できます💡
道に迷うことはありません✨
正確なブロックで区切られているため、「目的地まで何分かかるか」住所によって分かるそうです!
図4:帯広市(国土地理院タイルを加工して作成)
まとめいつか北海道を歩いてみたい
北海道の路線価データをチェックしていたら、あまりにも碁盤の目のように整然としていて、最初はデータのエラーかと思ってしまいました。それだけ計画的に街づくりがされている証拠ですね。
また、京都市や大阪市、その他にも長い歴史の中で発展した街についても、発展の方向性によって、都市構造が変っていくことも面白いと思いました。
地図から感じる整然さが、実際に歩いた時にどれほど感じられるのか。 いつか自分の足で確かめてみたいです。
都市の整然さには、地図と歴史の両方を見てこそ気づける美しさがあります。
今回のランキングが、皆さんの“地図の楽しみ方”のヒントになれば嬉しいです。
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