REX 地価コンテンツ

相続税路線価データ

相続税路線価は、国税庁が毎年1月1日時点における道路に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価格を7月初旬に公表するものです。
相続税や贈与税の財産評価時に用いられる相続税路線価は、宅地が面する道路(路線)毎に設定され、土地の価格を算定する際の基準となり、
金融機関での担保評価や不動産業界の売買価格の参考として、幅広く活用されています。

01相続税路線価データの特長

弊社では相続税路線価をデータベース化しベクトルデータで表現。毎年「REX地価コンテンツシリーズ」の一つとしてリリースしています。
相続税路線価をデータ化することにより、路線価がPC上で閲覧可能となるだけでなく、独自のユニークIDや経年変化の履歴保持により担保評価システムによる評価の自動洗替を実現します。
全国の矢線情報を経緯度座標情報で収録し、矢線一本毎に付随する価格、借地権割合等の属性情報全てを数値として収録しています。

02データ化について

路線価図は紙媒体やPDFで発表されているため、人の手によるデータ化の実作業が欠かせません。仮にスキャナーなどで画像(ラスター)化しても数値情報の連動ができず、 これまでシステムへの導入は困難なものでした。
そこで、弊社では株式会社ゼンリンのご協力を得て、電子住宅地図「Zmap-TOWN II」を用い、 路線価矢線の経緯度座標を取得、さらに属性情報(価格・借地権割合・地区区分・記号詳細)を入力し、 全国の相続税路線価をすべてデータ化しております。
※「Zmap-TOWN Ⅱ」は、株式会社ゼンリンの登録商標です。
弊社独自のデータ(ベクトル)化作業により、REX地価コンテンツ 相続税路線価データは、 特定のシステムに依存しない、また多種多様な表現・活用が可能なデータとなっております。

03GISへの取り込みが容易

住宅地図等の付加レイヤーとしてご利用いただけます。路線価図のページ構成に依存しないシームレスなデータです。
地図データ上での他のコンテンツとの関連付けも容易です。

04全国版を整備

2000年度〜2023年度の相続税路線価につきましては、全国版を整備しており、最新版に加えて過去2年分のデータも収録しております。
各管轄税務署から公表される修正もただちにデータに反映しております。また、路線価図上で判読不可能な箇所や不自然と思われる箇所についても所轄税務署に確認し、データに反映させています。

05市区町村合併に対応

合併・編入・名称変更・分割が発生した場合でもその変更履歴は保持されます。

06担保評価の自動洗い替えに対応

路線価の形状や属性情報の変更履歴は経年保持されます。
物件情報との関連付けによる評価の一括更新が可能です。
顧客情報・評価実績等とあわせて、地図データ上での一元管理が可能です。